お口の中に歯が一本もなくなったら... 歯を失った時の治療法

・お口の中に歯が一本もなくなったら...　山根歯科通信 NO.12

お口の中に歯が一本もなくなったら...　

おいしいものを食べられない、年をとって見える、話がしにくい、その加え胃や腸への負担の増加、あごの骨や筋肉の退化など様々な悪影響があります。歯が一本もない方への治療法もいろいろありますのでお気軽にご相談ください。

入れ歯の治療法別の長所、短所と費用について

治療方法	長　所	短　所	費　用
従来の総入れ歯	◎いつでも取り外しができ自分で清掃可。 ◎外科処置なし。 ◎金属床の方がレジン床より薄いため違和感が少ない。	△食べ物が十分かみ切れない △安定性が良くない。異物感がある。 △食べかすが、入れ歯の下にたまりやすい。	◆保険適応（レジン床）と保険適応外（金属床）ある金属床は一部保険適応。その場合約12万円かかります。
インプラントを利用した総入れ歯	◎動かなくてよく咬める。 ◎顔貌の回復ができる。 ◎入れ歯が固定でき、取り外しもできるので自分で清掃できる。	△普通の入れ歯と同じく床がつく。 △外科処置が必要。	◆保険適応外約50万円前後かかります。口の中の状態によって異なりますので、担当医にご相談ください。
インプラントを利用したブリッジ	◎咀嚼・発音機能回復が良好。 ◎審美性に優れる。 ◎完全固定式なので異物感が少ない。 ◎動かない。	△取り外しができないのでブリッジとインプラント間の清掃が難しい。 △外科処置が必要。	◆保険適応外約150万円前後かかります。口の中の状態によって異なりますので、担当医にご相談ください。

総入れ歯を作ったら...

残念ながら、歯を全て失ったら総入れ歯になってしまいます。（インプラントという方法もありますが...）入れ歯を入れた当初は合っていたのに最近ゆるくなってきたと言う経験はありませんか？
特に総入れ歯の場合、上がゆるくなると食事中や会話中に落ちてきたりで大変ですよね。しかし、それは歯を抜くと顎の骨が自然にすり減ってくるために起きることなので、どうしても止めることはできません。歯がなくなった時の最終手段である総入れ歯を快適に長くしようするには、定期的な検診をおすすめします。不都合がありましたら、いつでもご相談ください。