乳幼児の口腔内管理 山根歯科通信 Vol.6
乳幼児のお口の中のチェック方法 (2歳半までのお口の管理)
乳歯(こどもの歯)が生えるまで
指を口の中に入れて、歯ぐきを触るなどして触られる感触になれさせておきましょう。 |
乳歯(こどもの歯)の生えはじめ 下の前歯・・・
口のなかに溜まった唾液をまだ上手く飲み込めず、下の前歯に付いた乳や離乳食のカスはよだれによって洗い流されます。 この時期は、湯ざましを飲ませたり、ガーゼで拭いてあげる程度で十分です。 |
生後半年過ぎ
歯ブラシや歯を磨くことに興味をもたせる。 歯ブラシを一緒に持たせて口の中に入れてみたり、歯ブラシの感触に慣れるようにしましょう。 |
10ヵ月頃(上の前歯の生える頃)
上の前歯は唾液の自浄作用が届きにくく、汚れがつきやすくなります。歯ブラシの感触に慣れてきたら1日1回は、歯磨きの習慣をつけましょう。 |
1歳〜1歳半(奥歯の生えはじめ)
噛む面の溝に食べかすや歯垢が溜まりやすくなり、歯ブラシを使った掃除が必要です。この時期には虫歯菌も増えてくるので1日1回はきちんと歯磨きする習慣をつけましょう。 |
2歳〜2歳半(乳歯が生えそろったら)
歯ブラシに興味を持ち始めると、自分で歯ブラシをくわえて磨こうとする子もでてきます。歯磨きへの興味を育てる面で、大切な事なので、まずは自分が気がすむまで磨かせてあげる。そのあとで、親がしっかり仕上げ磨きをしてあげましょう。 |