医療クエスチョン お口の役目 摂食と審美 摂食障害 アンチエイジング

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「サンデーうべ」掲載 医療クエスチョン? No.1

Q.お口の役目

サンデーうべ 古代中国の四書五経の一つである易経を皆様はご存知でしょうか。 数千年における生活の統計学的研究とその解説であり、我々はいかに生活すべきかの指南書であります。

そのなかで、上あごと下あごの歯の間に食べ物がはいってきた場合、すぐ飲み込まず、噛みあわせ、十分咀嚼して、餌食すると記載されています

さらに、口から栄養物を摂食して、身体を養っているが、食事を摂生して健康を保つ必要がある。また、口から発する会話は個人や社会の連帯に絶対必要であるけれども、もの言えば唇寒しで、口が災いをもたらすので、常に言動には気をつけて、徳を積むように心も養う必要があると記載されています。

お口の働きとして、咀嚼、会話に加えて、現在では摂食、審美が話題になってきています。我々は八十歳で二十本の歯を残そうというハ〇二〇運動を推進していますが、飲み物や食べ物が容易に飲み込めない摂食障害が健康な高齢者でもおこっており、今後益々増加すると思います。口元がきたないと美人もだいなしであり、きれいな歯並び、老れいな唇、調和のとれたあごが必要になってきます。審美は人生の幸福をもたらすばかりではなく、アンチエイジングを得る手段として注目をあびています。


山根歯科医院 院長 
山根 進 
「サンデーうべ 掲載(平成20年12月26日)」